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離乳食を食べる赤ちゃん 育児

離乳食の進め方。5〜6か月から始める、無理のない一週間

2026.07.17 ・ ママレコ編集部

離乳食の本を開くと、たいていきれいな献立表が載っています。曜日ごとに、食材が整然と並んでいる。

あの表を見て、そっと閉じた経験はないでしょうか。 私はあります。「これを毎日? 無理では?」と。

だから、この記事では最初の一週間だけを、できるだけ具体的に書きます。そして、完璧にやらなくていい理由も書きます。

離乳食のイメージ。小さな器とスプーン、やわらかいおかゆ

始める時期は「月齢」より「サイン」

厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」では、離乳の開始は生後5〜6か月ごろが目安とされています。

ただ、日付が来たから始めるものではありません。赤ちゃんの側に、こういうサインが出ているかを見ます。

  • 首がしっかりすわっている
  • 支えれば座れる
  • 大人が食べているのを見て、口を動かす・よだれが出る(=興味がある)
  • 哺乳反射が減ってきた(スプーンを口に入れても、舌で押し出さない)

サインが揃っていなければ、1〜2週間待っても構いません。焦る必要はまったくありません。

最初の一週間(10倍がゆから)

具体的に書きます。午前中の、機嫌のいい時間帯に、授乳の前に与えます。午前中を勧めるのは、万一アレルギー症状が出たときに、小児科が開いている時間だからです。これは実用的な理由なので、覚えておいてください。

内容
1日目 10倍がゆ(すりつぶす)を小さじ1
2日目 小さじ2
3日目 小さじ3
4〜7日目 小さじ3〜4を続ける(増やさなくてよい)

10倍がゆは、米1:水10で炊いて、なめらかにすりつぶしたものです。裏ごしすると口当たりがよくなります。

1週間ほど経ったら、野菜を1種類(にんじん、かぼちゃ、じゃがいもなど)を、同じく小さじ1から新しい食材は必ず1種類ずつ、1日1つ。これは、アレルギーが出たときに原因を特定できるようにするためです。

開始から1か月ほど経ったら、たんぱく質(豆腐、白身魚など)へ。この順番には理由があります。

この時期の目的は「栄養」ではありません

離乳食が始まっても、しばらくは母乳やミルクが主な栄養源です。初期は「食べる練習」の期間なので、量が食べられなくても心配いりません。 スプーンに慣れる、飲み込む感覚を覚える——それだけで十分に目的を果たしています。

「食べてくれない」で消耗しないために

作ったものを、ぜんぶ吐き出された。10分かけてすりつぶしたのに、一口も食べない。

あの徒労感は、本当にこたえます。

でも、思い出してください。今は栄養を摂る時期ではなく、練習の時期です。食べなかった日は、「練習をしなかった日」であって、失敗ではありません

そして、気まぐれです。昨日食べなかったものを今日は食べる、ということが平気で起きます。1食単位で評価しないこと。これに尽きます。

「何を、どれくらい食べたか」は覚えていられない

とはいえ、まったく気にしないのも難しいと思います。「最近ちゃんと食べてるかな」「にんじんは大丈夫だったっけ」——気になります。

問題は、それを記憶に頼っていることです。

ママレコの育児記録画面。離乳食の記録が「食べたもの」と「量」つきで並んでいる

ママレコの離乳食の記録は、シンプルです。

  • メニュー(食べたもの)を書く
  • を選ぶ(完食/たくさん/半分/少し/食べず)
  • メモを添える

これだけです。新しい食材を試した日を記録しておけば、「にんじんはいつ試したか」「反応はどうだったか」が後から見返せます。 アレルギーが疑われたときにも、この記録が役に立ちます。

健診・保育園で効いてくる

離乳食の記録が地味に効くのは、健診と、保育園の入園時です。

「離乳食はどのくらい進んでいますか」「食べられる食材は何ですか」——必ず聞かれます。保育園では、「その食材を家で食べたことがあるか」を確認するチェックシートを求められることが多く、記憶だけで埋めるのは、かなりの苦行です。

記録が残っていれば、見ながら書けます。それだけのことですが、当日の負担がまるで違います。

ママレコのホーム画面。今日のサマリーに離乳食の回数が表示されている

献立表どおりでなくていい

最後に。冒頭の「きれいな献立表」の話に戻ります。

あれは理想であって、基準ではありません。おかゆと、野菜と、たまにたんぱく質。それでいいと思っています。

大事なのは、続けられること。そして、続けるためには、記憶ではなく記録に任せてしまうことです。

参照

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