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夜の寝室。ベッドサイドの哺乳瓶と小さな目覚まし時計、やわらかな灯り 育児

夜間授乳はいつまで?やめる時期の考え方と、つらい夜を記録で見通す方法

2026.07.17 ・ ママレコ編集部

夜中の2時。3時間ぶりに泣き声で起こされて、授乳して、寝かしつけて、布団に戻ったのが3時。次に起きたのは4時40分。

こういう夜が続くと、時間の感覚がなくなります。昨日と今日の区別がつかなくなる。あの感じは、体験した人にしかわからないと思います。

つらさの正体は、睡眠不足そのものよりも、「いつまで続くのかわからない」ことなのではないか——私はそう思っています。

夜の寝室で赤ちゃんを抱く母親の後ろ姿。小さな灯りだけがともっている

夜間授乳はいつまで?答えは、残念ながら人それぞれ

先に、正直なことを書きます。「夜間授乳はいつまで」に、決まった答えはありません。

目安として示されている流れはあります。MSDマニュアル家庭版によると、生後4〜6週ごろの赤ちゃんは、4時間起きて4時間眠るくらいのサイクルです。生後4〜6か月ごろまでには、昼と夜のリズムに合わせて眠るようになります。そして1歳になるまでに、ほとんどの赤ちゃんが夜に8〜9時間続けて眠るようになる、とされています。

ただし、ここにも波があるのです。医師向けのMSDマニュアルでは、生後9か月ごろと1歳半ごろは、眠りの悩みが多い時期とされています。親と離れる不安が強くなる、動けるようになる、夕方に長く昼寝する、寝る前に興奮する、といったことが重なるためです。

「6か月で夜通し寝ました」という話を聞くたびに落ち込む必要は、まったくありません。その子の話であって、あなたの子の話ではないからです。

「やめる時期」は、決めなくていい

「夜間授乳をやめないと」と焦る人もいると思います。けれど、厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」には、こう書かれています。

  • 子どもが母乳やミルクを必要としなくなる時期には個人差がある
  • そのため、授乳を終える時期を決めることは難しい
  • いつまで続けるかは、お母さんの考えを尊重する

また、離乳食が完了することは、母乳やミルクを飲まなくなることを意味しない、ともはっきり書かれています。離乳食が3回になったから、すぐに夜の授乳もやめなければいけない、というわけではないのです。

一方で、夜に目を覚ますこと自体は、多くの場合、赤ちゃんが自分で眠り直せるものです。様子を見に行って安心させてあげつつ、最後は赤ちゃんが自分で眠りにつけるようにするのがよい、とされています(MSDマニュアル)。すぐに授乳するか、少し待って様子を見るか。その判断に、記録が役立ちます。

「まったく寝ていない」は、たぶん事実ではない

ここで、記録の話をします。

睡眠不足のときは、自分がどれだけ眠れたかを、実際より少なく感じてしまうことがあります。「昨日はほとんど寝てない」と感じていても、記録を取ってみると、細切れに合計5時間眠っていた——ということもあります。

5時間は、十分ではありません。 でも、「まったく寝ていない」と「細切れに5時間」は、まったく違う事実です。前者だと思い込んでいるあいだ、あなたは実際より過酷な現実を生きていることになります。

ママレコの育児記録画面。睡眠の記録が時間つきで並んでいる

ママレコでは、就寝・起床をワンタップで記録すると、睡眠時間が自動で計算されます。昼寝と夜間を分けて記録でき、1日の合計がサマリーに出ます。

「今日は合計10時間眠っている」とわかると、少しだけ肩の力が抜けるものです。赤ちゃんはちゃんと眠れている。眠れていないのは、こちらだ——という事実が見えるだけでも、対策の方向が変わります。

記録でわかること、わからないこと

期待しすぎないように、正直に書いておきます。

記録でわかること

  • 1日の合計睡眠時間(意外と眠れていることが多い)
  • 起きる時間帯のかたより(毎晩2時ごろに起きる、など)
  • 授乳から次の授乳までの間隔
  • 週単位・月単位での変化の傾向(少しずつ間隔が伸びている、など)

記録ではわからないこと

  • なぜ泣くのか
  • 明日の夜どうなるか
  • いつ終わるのか

記録は、原因を教えてくれません。 ただ、「変化しているかどうか」は教えてくれます。

そして、渦中にいるときに最も見えなくなるのが、まさにその「変化」です。毎日が同じに感じられる。でも、1か月前の記録を見ると、授乳間隔が2時間から3時間に伸びていたりします。進んでいることに、記録を見て初めて気づく。 これは、けっこう救いになります。

眠れないのが限界なら、迷わず頼ってください

睡眠不足は、意志や愛情でどうにかなるものではありません。産後は、心や体の不調が出やすい時期でもあります。 パートナー、家族、自治体の産後ケア事業、地域の保健師、一時預かり。使えるものは全部使ってください。「まだ大丈夫」と思っているときが、いちばん危ないことがあります。

夜を、ふたりで分ける

夜間の対応を分担しようとして、うまくいかない理由のひとつは、情報が片方にしかないことだと思います。

「さっき飲ませたばかりだから、抱っこで様子を見て」——この判断は、直前の状況を知っている人にしかできません。だから、起きるのはいつも同じ人になります。

ママレコのホーム画面。今日のサマリー

記録が共有されていれば、深夜に起きたほうが、直前の授乳時刻を見て自分で判断できます。「1時に飲んでる。まだ2時間経ってないから、まず抱っこしてみよう」——この判断を、聞かずにできるというだけで、夜の分担は現実的になります。

ママレコは、パートナーをメールアドレスで招待するだけで、育児記録をリアルタイムで共有できます。共有機能は無料です。

終わらない夜はない、と書くのは無責任だけれど

こういう記事の締めに「いつか終わります」と書くのは、少し無責任だと思っています。渦中にいる人にとって、その言葉はなんの役にも立たないからです。

だから代わりに、こう書きます。

今夜が何時間眠れたのか、記録しておいてください。 1か月後に見返したとき、あなたが思っているより進んでいることに、たぶん気づきます。

参照

ママレコで、毎日の記録をかんたんに。
妊活から育児まで、ふたりで使える記録アプリです。

\ ダウンロードは無料 /

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