授乳を終えて、やっと寝てくれた。時計を見たら、さっき授乳を終えてから40分しか経っていない。なのに、また泣いている。
「足りていないんじゃないか」——新生児期にいちばん多い不安は、たぶんこれです。母乳は目盛りが見えません。飲んだ量がわからないまま、泣き声だけを頼りに判断しなければならない。この心細さは、経験した人にしかわからないと思います。

目安は「2〜3時間おき、1日8〜12回」
まず、一般的な目安を確認します。新生児は胃の容量が小さいため、1日8〜12回、2〜3時間おきの授乳が目安とされています。
ただし、ここで大事なのは次の一文です。
毎回きっちり規則的にはなりません。
30分で欲しがることもあれば、4時間眠り続けることもあります。「3時間おき」は平均であって、スケジュールではありません。時計どおりにいかないことに、罪悪感を持つ必要はまったくありません。
「足りている」は、回数ではなく、この3つで見る
では、何を見れば安心できるのか。医療機関の情報では、次の3つが挙げられています。
1. おしっこの回数1日6回以上出ていれば、水分は足りていると考えられます。逆に、1日6回未満で、色が濃い黄色、においが強いときは、足りていない可能性があります。
2. 体重の増え方「乳幼児身体発育評価マニュアル」では、0〜3か月に期待される体重増加は1日あたり25〜30gとされています。1週間で175〜210gくらい、と考えるとイメージしやすいかもしれません。
3. 授乳後の様子飲んだあとに落ち着いて、しばらく機嫌よく過ごせているか。
「今日は8回だったから足りている」「6回しかないから足りていない」——回数だけを見ると、かえって不安になります。おしっこの回数と体重が順調なら、授乳回数に多少の個人差があっても、過度に心配する必要はありません。 判断に迷うときは、産院や地域の助産師に相談してください。数字よりも、見てもらったほうが早く安心できます。
「数える」のをやめる
ここで、現実的な話をします。
授乳のたびに時刻を覚えておくのは、無理です。 夜中に半分眠りながら授乳して、朝になったら「昨日の夜、何時に飲ませたっけ」と思い出せない。おしっこの回数も、数えようと思った日に限って数え忘れる。
寝不足の頭で、記憶に頼るのが間違っています。

ママレコでは、授乳を左右のタイマーで計測できます。アプリを閉じても計測は続くので、抱っこしたまま片手で「開始」を押すだけです。おしっこ・うんちはワンタップ。1日の合計は自動で集計されます。
「今日、おしっこ何回だっけ」と思い出す必要がなくなります。 サマリーを見れば、6回以上出ているかが一目でわかります。
記録が効くのは、健診のとき
もうひとつ、記録が力を発揮する場面があります。1か月健診や、体重の増えが気になって受診したときです。
「授乳は1日何回くらいですか」「おしっこは出ていますか」——必ず聞かれます。このとき、「たぶん8回くらい…」と答えるのと、記録を見せるのとでは、返ってくる助言の精度が変わります。
体重の記録も同じです。ママレコの成長曲線は、母子手帳と同じスタイルで、男女別の標準範囲を帯で重ねて表示します。1日25〜30gという数字だけを見るより、曲線の傾きが標準の帯の中を通っているかを見たほうが、ずっと直感的です。

ふたりで見る
最後にひとつ。授乳の記録は、パートナーと共有できると意味が変わります。
「今日は何回飲んだ?」と聞かれるたびに答えるのは、地味に消耗します。記録が共有されていれば、聞かなくてもわかります。ミルクを足すかどうか、夜間の担当をどうするか——同じ数字を見ながら相談できます。
ママレコでは、パートナーをメールアドレスで招待するだけで、育児記録と成長記録をリアルタイムで共有できます。共有は無料です。
新生児期は、記憶力ではなく、体力を使うべき時期です。覚えておくのは、アプリの仕事にしてしまいましょう。
参照
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